2008年12月31日水曜日

大晦日

大晦日とは?
その年の最後の日だと誰もが知っている。

しかし、月の最後の日のことも晦日と呼ぶのは知っているだろうか?
そしてその年の12月最後の日を大晦日と呼ぶのだそうです。
また、「みそ」とは30のことを意味しているそうです。

そう言えば、女の人が30になると「みそじ」というのを聞いたことがある。


大晦日はいろいろな行事が行われ、年越しの夜のことを「除夜」とも言そうです。
知りませんでした…

また一般的に、この大晦日で食する「蕎麦」ですが、
地方によっては別の食事をするところもあるそうですよ。

この蕎麦は年を越す前に食べきらなければならず、
蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないなどと言われています。

由来は「細く長く達者に暮らせることを願って」というのが一般的である。
また、福島県会津地方では正月に食し、新潟県小千谷地域では小正月に食べるそうです。

大晦日の過ごし方も地方によっては違うのですね。

今年は岩手県の中尊寺に行こうかと思っています。
あなたは初詣どこに行きますか?

2008年12月28日日曜日

猫グッズ

猫グッズランキング

第1位~消臭用品
第2位~ドライフード
第3位~カレンダー
第4位~三毛猫の招き猫
第5位~ねずみの玩具

という結果になっていました。

やはり、1位と2位は日用品でしたね。
3位は来年に向けての必須アイテムのカレンダー
4位は招き猫でも三毛猫の金色バージョンだそうです。
「売れ切れごめん!」となっていたのですでに無いとの事。
5位はおなじみの玩具でねずみの形をしたものでした。

消臭アイテムはシートや砂、脱臭効果のあるものなどいろいろでしたね。
ドライフードも栄養バランスが良く、排泄物の臭いを消す効果のある成分が配合されていたりしました。

ここ何年も猫を飼っていないので、猫グッズもいろいろ進化したのですね。
でも、おもちゃをみて安心しました。
いまだにねずみの玩具は健在でしたから…

本当に我が家の猫たちも、これには夢中になって遊んでいましたから、
夢中になりすぎて壁に何度激突したことか…

ちなみにあなたにとっての猫グッズ№1はなんですか?

2008年12月26日金曜日

三毛猫ホームズ

赤川次郎作、「三毛猫ホームズ」を読んだのは、
かなり昔、中学から高校にかけてのことだ。

となると年齢がバレてしまいそうだが…
特に姉がハマってしまい、シリーズものだったので、
何冊も買っては読み、新作が出れば買って読み、
を何冊続けていたことか…

しかし、その三毛猫シリーズとも大人になるにつれ、
仕事に追われるようになり次第に読まなくなった。

久しぶりに思い出して、検索してみた。
驚きだった…
こんなに出てたなんて…

三毛猫ホームズがドラマ化されたのを見た記憶がある。
とても面白かったし、実写となって目で楽しむことが出来て嬉しかった。
何作かサスペンスとして見たが、
もう何年も見ていないなぁ~、もうテレビでは見られないのかな?

と、非常に残念だと思った。
猫好きな私を、ますます猫好きにしてくれた作品である。
猫が事件を解決する。
その背景には兄弟の存在があり、登場人物の謎やギャップなんかも面白い。

あー、本当にもうテレビでは見られないのかな?
心の片隅で祈ろう…

2008年12月24日水曜日

猫と暮らす…

現在アパート暮らしをしています。
猫を飼って一緒に暮らしたいけど、
田舎ではそんな物件は無く…

探しました…いろいろと…
でも結局みつかりませんでした。

一軒やで貸しているところはあったんです。
だけど、こんな田舎で女一人一軒やで暮らす大変さ…
冬の除雪や家の冬囲いなど…
とてもじゃないけどできません。

結局のところアパートで一人生活です。

そうそう、ペット可はあったんでよ!
しか~し、小型犬に限りだったのです。
ガーン、ガーンでした。

なのでもっかのところ、
大きな夢を抱いています。

大もうけをしてマンションを購入して、
猫と一緒に暮らせるようリフォームして、
ベランダでは家庭菜園して、
午後は猫とゆっくりまったりと過ごすのが夢です。

ただ、ベランダって怖いですよね。
転落の危険性があって…
一緒についてあげないと危なくて。

なので夢の中にもう一つ付け加えて、
ベランダは転落防止対策をすることにしました。

できたら好きなように庭にでて日向ぼっこしてほしいから…

あー、猫が飼いたいよ!

2008年12月22日月曜日

猫館長

以前、駅長猫が話題となり、
その駅に駅長猫を見るために、
何人も方が駅に訪れたという話しを聞いたことがあり、
話題となってテレビに出ていた事を思い出しました。


そうしたら、少し前に時事ドットコムを何気に見ていたら、
こんな話しがありました。

今年の夏のお盆の辺りからある記念館に出入りを始めた猫がいたそうです。
しかも、その猫只者ではありません。
最初は他のお客さんと一緒に入っていたそうですが、
今は堂々と出入りし、自動ドアもなんその…


しっかり事務所に「ニャー」と挨拶をし、
館長席に座るようになったそうです。
以来、その猫は館長として人気者になっているそうです。

その記念館の場所は、
長野県信濃町の町立一茶記念館。

猫好きであった小林一茶の生まれ変わりでは?
と言われているようです。

館長としては堂々たる姿で、白に黒のぶちで、
凛々しい顔立ち、首からはネームカードを下げていました。
実はこの猫の正体は近所に住む「空(そら)くん」だそうです。
それにしても偉くなって…

ではこの辺で俳句を一句、
「猫の子がちょいと押さえるおち葉かな」小林一茶の作品でした。

2008年12月20日土曜日

猫の気持ち…

猫の気持ちになって…

猫好きというあなたであれば、何をするにしても。
猫の気持ちを第一に考えるでしょう?
でもいったい猫ってどんなことを考えているのでしょうか?

それは人間にどれくらい理解できると思いますか?
まずは客観的に猫を見ます。
動作、しぐさや動き方や食欲など…、
また鳴き声や、手で毛触りはどうかなどと判断します。
しかし、日々のことで見落としがちになることもありますよね。

だからと言って言葉では猫の気持ちを理解することは出来ません。
どうしたらもっと深く猫の気持ちを分かることができるのでしょう?

それは、猫のしぐさで判断するしかないのです。
また、猫は人間の言葉が理解できるのでしょうか?
いろいろ調べてみると、あいづちを打つ猫もいます。
我が家の猫もそうでした。

それは、外出先から遅く帰ると、まるで怒っているかような鳴き声で、
「もう~、何してたのよ!こんな遅くまで」
と言っているかのように鳴きながら玄関に走ってきます。
これってありますよね。(笑)

そうそう、猫のしぐさですが、
しっぽの振り方でイライラ度が分かるとも言いますよね。
思いっきり降っているときは相当機嫌が悪く、
横に寝そべってゆっくり振っているときは満足してリラックスしているそうです。

そして、室内猫は思いっきり体を動かすことが出来ないので、
ストレスを溜めないよう玩具を与えたり、一緒に遊んであげたり、
発散するのも大事ですよね。
でないと飼い主だろうが誰だろが、イライラして怒りっぽくなり暴れ出します。

でも一緒に暮らしていると本当に楽しいし気持ちで心が安らぎます。
もちろん、猫の体調には十分気をつけなければなりませんが…

2008年12月19日金曜日

開運 招き猫



師走に掛けて、賑わう市場などでは、
新年にむけて開運を願い、
だるまや招き猫を買う客で賑わっているという。

その招き猫の意味をご存知だろうか?
単に縁起物だからということで、
買い求める客も多いのではないだろか。

誰もが知っている招き猫
前足で人を招く形をした猫である。
失礼しました。猫の置物でしたね。(笑)

古く養蚕の縁起物だったそうです。
その後、時代の移り変わりと共に商売繁盛の縁起物となったと言われています。

右前脚を挙げている猫は金運、左前脚を挙げている猫は人を招くと言われ、
一般的には三毛猫であるが、最近は風水の要素を取り入れた、
いろんな色の招き猫が見られるようになってきた。

また黒猫もあり、昔では夜も目が見えるということから、
魔除けや幸運の象徴を持ち、「福猫」と言われていた。
ちなみに赤猫は病除けと言われている。

この招き猫にちなんで、少しでも不況情勢が良くなることを願います。

2008年12月17日水曜日

猫鍋

猫鍋
土鍋に猫が入ってる!

かわいすぎる~、セットでちょうだい!






江ノ島の猫!



というのはさておき、野良猫についてです。
野良猫が集まる公園や場所って、各地にあると思うのですが、
あなたのお住まいにもそんな所はありますか?

以前長崎県の島原市に行った時のことですが、
長崎市の観光もしてきたんですね。
平和公園やグラバー邸、オランダ坂に行ったら、
通り道やその近辺で猫の姿をよく見かけるんです。

また、江ノ島に行った時もそうでした。
野良猫らしき猫がちょこちょこといるんですね。
観光地って多いんですかね?

そうでした!猫に詳しいあなたはご存知かと思いますが、
荒川区では全国初の条例を制定することを発表したそうですね。
野良猫や飼い主のいない動物のエサやりは禁止だそうです。
それも罰金付きで!

この条例はこれだけに限ることではないのです。
家の周辺に(敷地内でも)ゴミを溜め悪臭を放つ、
そのゴミに食べ物を期待して集まってくる動物達、
その集まって来た動物がやがて住み着き、
尿や糞などが散乱し、さらに悪臭を放つ…
そもそもそれが原因らしいんですが…

動物がかわいそうですよね。

全ての根本的な原因を作っているのは私たち人間なのですから…

2008年12月15日月曜日

猫は何故癒し系?




このくったくのない瞳で見つめられたら…
誰だっていちころでしょ!

あまりかわいい画像なので、
ぜひこれであなたも癒されて下さい。

以前飼っていた大福ちゃんに、
とっても似ているのです。
雌猫で5匹のお母さんでした。
立派に育てあげ、子供たちは新しい家族に引きとられて行きました。


ところで、あなたは猫に何を求めますか?
大抵は癒しを求める人が多いと思います。
それは犬とは違う、主人の言うことに絶対服従しない!
ということだと思うんですね。


つまり気まぐれで、マイペース、やりたいようにする。
人間の欲望をそのまま移したようなものだから…
寝たい時に寝て、遊びたい時には遊び、
お腹が空いたら、ねだってご飯をもらう。
これはもう贅沢な生活そのものです。


だからそんな猫を見ると、羨ましく思いながらも安心感が湧くのです。
と、勝手な猫解釈ですが…
もちろん例外もあるでしょう。
かつて実家で飼っていた猫の中には、
犬のように、ご主人様オンリーという猫もいましたから…


別名、ゴマすり猫と言ってました。
甘え上手で、主人が出掛ける際の見送りや、
帰宅時のお迎えはかかさずしてくれました。
おもちゃで遊んでいても、銜えて持って来ては遊んでとねだる。


また、獲物を捕まえると、寝てようが起きていようが枕元にそっと置いて行く。
これはこれで枕元にネズミの死骸があるとビックリですが…


勝手な解釈ばかりですが、
ほとんどの方が癒されているのではないでしょうか?
日々の生活で、家の中を猫が好きなように動き回り、
自分の横に寄り添って寝転んだりして、
それだけでも本当に癒されるのではないでしょうか?

2008年12月12日金曜日

猫カフェ

あなたは猫カフェに行ったことがありますか?
まだ行ったことのない、あなたへ猫カフェ事情を…

猫カフェの日本での歴史は2004年に始まりました。
第一号店は大阪で「猫の時間」というお店、
2005年には関東でも「ねこのみせ」がオープンし、
今では全国で20数箇所にもなるそうです。

どんな営業スタイルかというと、
店の中には10匹前後の猫が自由に動き回り、
お客さんは、お店にもよると思いますが、
7,8人ほどと、猫に負担がかからないような人数制限があるようです。

注意事項もあり、無理やり抱っことか、
首根っ子を掴まないとか、叩かないなどがあります。
どう考えてもやってはいけない当たり前のことなのですが…
猫の扱いに勘違いをする方などもいるようです。

そして、一番の勘違いは!
人間として恥です。
この行為は…

「猫カフェだから…」
「猫がいっぱいいるから…」
「一匹くらい…」

こうして心無い人間が勝手な理由から
店の前に猫を捨てて行くのです。

どんな理由があるにしても、
それはやってはいけないことだと思います。
店の人たちがどんな思いでやっているのか…

動物を飼うことの責任の重さをもう少し考えるべきです。
単にかわいいから飼うではなくて…
最後まで見届ける気持ちで飼うべきです。

それと、そういったケースが多いため、
現在では店の周辺に防犯カメラを設置する所もあるそうです。

もし、そこにあなたが映っていたなら、
犯罪者となります。
罰金50万です。
ご注意ください。

癒しの猫カフェを、
猫の捨て場にするのはやめてください。
猫を愛する者のお願いです。

2008年12月11日木曜日

猫物語最終話

姉と二人で泣きながら、鼻水をすすりなんとかちゃこを庭に埋めた。
家に戻ってからもグズグズしていた。
ようやく気持ちが落ち着いて来た頃に、また思い出しては涙していた。

実家の庭には猫のお墓がある。
代々の猫たちが眠っているのだ。

ちゃこを含めて何匹の猫を見送ってきただろうか…
そう、十数匹になるかな?

今だから一匹の猫を飼うという、責任の重大さが身に沁みて理解できたが、
以前は、猫は家で飼っていても自由にさせるべきだとか、
避妊はするべきじゃないとか、訳の分からないことを理由に、
ただかわいいだけで、飼っていました。

そのために何匹の猫を危険な目に合わせて来たのか、
交通事故や薬物の誤飲など…

田舎は春や秋に必ず家の周りや田んぼに、ネズミ殺しという団子みたいな物を撒く。
作物や家を守るためという…
その期間はどんなに鳴いてせがんでも、外には出さないようにしていた。
しかし、昔からの古い家なので縁の下から出入りする所を見つけられて逃げられた時もあった。

そうして、その外出先で誤って団子を食べて帰って来た猫が過去に2匹いた。
症状が出た時にはすでに遅く苦しんで死んで行く。
それでも必死に大好きだった主人の膝の上に乗ろうとして、
最後の力を振り絞り、膝の上で息を引き取るのだった。

田舎の風習もあり、この辺りの集落ではいまだにその時期になると、
いっせいに散布される。
知人にもこれが原因で飼い猫の命を奪われるケースが多い。
それは猫に限らずだが…

あれから3年目の冬が来た。
今でも動物は大好きだし、特に猫が好きだ。
飼いたい気持ちはあるが、以前のような飼い方はしたくないので、
今度飼う時は、必ず環境を整え長生きしてもらえるような家で飼いたいと思う。

もう後悔はしたくないし、猫に申し訳ないから…
一緒に人生を、長く共に楽しみたいから。

2008年12月10日水曜日

猫物語20

夕方になり時間を見てすぐに退社し、その足で実家に向った。
まだ夕方の5時を少し回った頃で、姉は帰宅しておらず家には母がいた。

玄関に入るなり、母が悲しそうな顔をして話しをしてきた。
心の中で 「あ~やっぱり、あれはちゃこだったんだ…」 と思いながら…
母の話しをだまって聞いた。

朝見た白い物体はちゃこであったことと、
そして、電話の後ですぐに姉が確認に行き、連れて帰ってきたこと。
ちゃこは今、車庫のダンボールの中にいると辛そうに話した。

車庫に入り、あたりを見回した。
一番奥の棚の上に目をやると、そこにはこじんまりとした、
ダンボールの箱が置かれてあった。
そのダンボール箱を開けようと手を掛けた瞬間、頬をつたって涙が溢れ出てきた。

気持ちを落ち着けようとグッと堪えてみたが、涙は止まらない。
涙でいっぱいになった目で、ちゃこの姿を見ようとしたが全然見えない。
そっと手を出し、ちゃこの冷たくなった体を撫でた。

いつもとかわらない毛並み、冷たくさえなければいつもと変わりないのに…
「ごめんね、ちゃこ」
「ごめんね、ちゃこ」
硬くなったまま、もう動かないちゃこの体。

謝ったって、何をしたってちゃこはもう動かない。
死んでしまったのだ。

姉の帰宅を待って、二人でちゃこを庭に埋めた。
ちゃこの好きだった、ねこじゃらしやエサを枕元に添えて…

続く…

2008年12月9日火曜日

猫物語19

それから三日目が過ぎた朝のことです。

いつも通り出勤し、実家の前を通り過ぎ下り坂に差し掛かった時の事。
ふと反対車線に目がいった。
路肩に”白く”何かが横になっている。

しかし、出勤しなければならなかった私は、車を止めることも出来ず、
会社に着いてから、すぐに実家に電話した。

私の脳裏にはすでに「もしかしたら…」という予感がしていたからだ。
家には姉がおり、すぐに様子を見に行くということで、
会社を抜け出すことが出来ず、ぐっと気持ちを押し込めた。

電話ではここ何日か、朝方トイレに行くため、
外に出ると帰って来るのに時間が掛かると話していた。

それにしても、ちゃこは道路を嫌っているのか、
警戒心を持っていて、決して近づこうとせずにいたのに…
「何故?」と思いながらも、私の頭の中では朝見かけた”白い”物体はちゃこだと確信していた。

他にも以前飼っていた猫が病気や事故に合い死に際が近くなると、
私には、死を感じとる特異的なものがあるのか、
その場に自然と居合わせてしまうという不思議な体験が多い。

それはそうとこれは、何もかも私の身勝手さからきた事が全て原因なのだ。
命ある生物の一生を見守り育てることの重大さと責任を、
かわいい、好きだからで忘れていたのかもしれない。

「いや、忘れていたのではなく、見ない振りをしてきたのだ」。

実家に預ける事にしたときから…そうではない。
ちゃこがトイレを、「外でないとしないから」ではなく、
なんとか家の中のトイレを覚えさせ、外に出すべきでなかったこと。

外に出るということは、こういった危険性があるということを私は知っていた。
にもかかわらず…、わたしはまた同じ過ちをしてしまった。

心の片隅ではとにかく私の予感がはずれることを祈って、
帰宅する夕方になるのをただ待った。

続く…

2008年12月7日日曜日

猫物語18

なんだかんだといって、猫物語は18回目に入りました。
自分で自分の思い出に浸っているだけなのです。

現在、雪が降ってきて近所の家の屋根が白くなってきました。
もう、12月なのですから…
寒いわけです。

さて、ちゃこのお話しですが、
それから日に日に元気になり、エサの食べ方も心得てきたようで、
痩せていた体もだいぶ元に近づきつつありました。

よだれはというと、これがまた不思議で、
以前のようにだらだらと、あまり垂れなくなってきていました。
自己治癒力というのはすごいものです。

動物病院にも行かなくなり穏やかに時が過ぎていきました。
春になりワクチンの案内が動物病院より届いていたので、
予約を入れ実家にちゃこを迎えに行きました。

私はちゃこが元気になったので、仕事帰りに実家に様子を見に寄るぐらいで、
以前に比べて長い時間、ちゃこと一緒にいることが少なくなっていましたから…

それでも会いに行くと、ちゃんと私のことをわかっていてくれることが何より嬉しいですね。

ワクチン接種に行くと、スタッフの方たちや先生までも温かく迎え入れてくださり、
私が診療室に入らなくても、スタッフさんに身を任せて、ちゃこはワクチンを受けて来るのです。
なんとまあ、この子は…

それから時はまた過ぎ、季節は夏から秋へ…

何気なくいつものように仕事帰り、ちゃこに会ってアパートに戻った私でした。
それが最後の別れになってしまった。

続く…

2008年12月6日土曜日

猫物語17

その日の午後、ちゃこと動物病院に行きいつも通りの治療をして頂きました。

私はそわそわとし、早く水やエサを少量だけど、食べた事を先生に話ししたくて…
家でのちゃこの回復した話しを先生に教えるとかなりびっくりされていました。

内心ダメだと、先生は医者の立場から考えていたとの事で、ありえないというか、
生きようとする力というものは図り知れないものなのだということを…
感慨深げに感じていたようでした。

助手の方たちも喜んでくださり、
ちゃこは病院のスタッフさんたちに何度も頭をなでられていました。

ちゃこは人なつっこいところがあって動物病院に初めて来た時から、
誰にでも抱かれて、よしよしされてましたから…

ただ、元気になってきたとはいえ、あごが変形してしまっているので、
口を閉じることが完全には出来ず、少し開く感じになるのでよだれが常時出るということでした。

そうなんです、ちゃこの通り道をよく見ると、点々とよだれが落ちていて、
私は雑巾を持ってそれを拭きながら、ちゃこの後をついて歩かなければいけませんでした。
これは試練です。

さすがに家族には、このよだれは嫌がられてしまいました。
知らないうちに、よだれが廊下に落ちていたとします。
そこへ家族の誰かが来て、よだれを踏んでしまったら…
そう、私たち家族は一日に何度も靴下を替えなければなりませんでした。

あなたならきっと、「スリッパを履けばいいじゃないの?」と言われるかもしれませんが、
しかし、スリッパだと踏んだかどうか感じることが出来ず、
よだれが付いたままそのスリッパを、家中履きまわしてしまうという危険性があることを…

まあ危険性とは事をあまり大きく言ってしまいましたが、
でも実際のところそうなんです。
で、結局スリッパ禁止の靴下のみということに…

続く…

2008年12月3日水曜日

猫物語16

私は家に帰ると動物病院の先生の話しを思い出した。

病院でのちゃこは舌を上手く使えず、
水も飲むことができなかった。
だから注射器で口の脇から喉に直接注入するしかないこと。
(もちろん注射器といっても針は付いてない。)

なんとか食べることが出来るようになれば…
助かる見込みが出てくると先生が話していたことを…

この日から私と姉は交替で病院にちゃこを連れて数日間通った。
その間にちゃこが回復し、なんとか食べれるようにと願いながら…

それから数日過ぎたある日のこと。
ちゃこが自分でお風呂場に行き水を催促したのである。
そう、ちゃこが変形した舌を使って水を一生懸命飲もうとしたのです。
ほんの少しだけど飲んでいるのです。

そして、私はすぐに軟らかい缶詰を少量お皿に入れ差し出しました。
そうするとちゃこがお魚の臭いを嗅ぎ、食べようと頑張るんです。

私は心の中でちゃこに向い
「少しでもいいから口の中に飲み込めますように…」
と願いました。

しかし、舌が上手く動かないため飲み込むまでいかず、
私はダメかなと諦めかけたその時、
今度は舌ではなく前歯で魚を掴み口の中に入れたのです。
口の中に魚を入れると次はあごを上にして喉にそれを落とそうと…

そして、とうとう食べたんです。
少量だけど食べたのです。
生命の力って凄いですね。
なんとか生きようと頑張る姿、「ちゃこ頑張れ!ファイトだ!」

続く…

2008年11月30日日曜日

猫物語15

その日ちゃこを入院させ家に帰りました。
帰り道、自分の責任のなさについて考えていました。

私は今まできちんと猫を飼えていなかったこと。
かわいいあまり、やってはいけない事に目を伏せていたこと。

頭ではこれはいけないんだと分かっていても、
だって、トイレは外でないとしないからとか、
だって、猫は自然の中で自由に遊びたいんだからとか、
とにかく自分に対して甘く、それを猫のせいにして許してきたこと。

そうしたことで、どうなるのか?
どんな危険性が潜んでいるのか?
そう、私は分かっていたのにそれを許してきた。

生あるペットの一生を預かるということの、重大さを認識していながら…

こうなってしまったことを、あれこれ考えても、
以前のちゃこは戻っては来ないということ。

この犯してしまった罪は償わなければならない。
ちゃこが今後どのようになったとしても、最後まで見届けなければならない。
そう、自分に話した。

次の日、ちゃこを迎えに行った。
ゲージの中で丸くうずくまってじっとしていた。
私がゲージの前に立つと、ちゃこは目線を私に向けじっと見つめた。

私はちゃこの目を見て、家に帰りたがっているのを感じた。
言葉ではない、ちゃこの目が私に訴えてきたのだ。
私はそっとちゃこを抱きかかえ、家に一緒に帰った。

続く…

2008年11月28日金曜日

猫物語14

ちゃこの様子がおかしい?
どんなふうに?
口から少量の血を流し嘔吐しているとのこでした。

仕事を休みすぐに駆けつけ、病院に連れて行きました。
私は家族から前日の様子を聞いていたので、原因はだいたい分かっていました。

でも一緒に住むことが出来ない私、家族に預けることになったこと。
全てが私の無責任からきたことに繋がるのです。

分かっていたのです。
外には出しては行けないこと、そうする事で危険を回避出来る事…
たぶん、ちゃこは劇物(農薬みたいなもの)を舐めたに違いないことも…

私は病院に向っている間中泣いていました。
涙が止まらず自分の不甲斐なさに、ただただ涙が次から次へと溢れ出るのでした。

そして、私の中ではもう助からないと思っていました。
口の中が溶けてもう食べ物も飲み物も摂ることが出来ない、ということは生きて行けないということだから…

病院に着いて私のただならぬ様子に気づいた助手は、すぐに先生に話し診てもらえたのです。
先生の診察第一声が「うわぁ~ヒドイなぁ、これは…」ここまで酷いのはあまり診たことがない。
そして、「もうダメでしょう…」と。

口の中は上あごが焼けて溶け、舌も半分以上焼け溶けて無くなっていました。
本当にちゃこには申し訳ないことをしたと、反省しても現状は変わらないのです…

私は出来る限り最後まで、ちゃこが生きている限りちゃんと見届けよう!と…

続く…

2008年11月27日木曜日

猫物語13

ちゃこが我が家に来てから3年目。
私はある事情から家を出る事になり、ちゃこを実家に預けてアパートに移りました。

ちゃこを連れて行きたくてペット可の物件を探したのですが、なかなか見つからず…
結局家族に了解してもらい、ちゃこを実家に置いてきました。

アパートのペット可の現状は小型犬はOK!というところはあるのですが、猫がOKなのはなかなかみつかりません。
猫は爪で引っ掻いたりして家屋に傷をつけてしまうからでしょうね。
あとは臭いでしょうか?

だけど今は爪とぎ専用のダンボールだとか、柱代わりに遊べるつっぱり棒のついてる、天井まで高い段差のついたお家なんかがあるくらいだから、あとはしつけでしょう。
トイレだって消臭機能の充実した砂やトイレがあるので、それほど問題はないと思いのですが…

愚痴を言っても何も変わらないけど…

ただ、ちゃこを飼うことにした責任が私にはあるので何かあった時にはすぐに駆けつけたり…(実家までは30分位で行けましたから。)

エサを買って定期的に届けたり、休みの日は実家に顔を出して様子を見にいったりもしました。

そんなこんなで半年を過ぎたある日、突然やってきたのです。
大事件が起こってしまったのです。

続く…

2008年11月23日日曜日

猫物語12

ちゃこの毎日は早朝の5時から始まります。
まず姉を起こし外の畑に行って用を足し向かいの小屋を散策しつつ、我が家の番犬を横目に見ながらゆっくりと家に帰ってきます。

そして朝ごはんは、市販で売られているドライフードと猫缶を朝夕と交互に食べます。
その後は、お風呂場に行き水をねだり飲みます。 (放置した水は飲まず、蛇口から出したばかりの水でないと飲まない。)

顔を洗いながら毛づくろいを終える頃に洗面所にやってきて、家族の身支度の様子を確認するのです。

洗面台の上にジャンプし、横にちょこんと座りちょっかいを出したそうに構えているのです。
蛇口から流れる水に手を出して、その水を手につけてブルブルと水を飛ばすのです。
もう遊びたくて仕方がないといったところでしょうね。

しかし家族は仕事があるので構ってあげられず、ちゃこの前を通り過ぎてしまいます。
その後ちゃこはというと、相手にしてもらえず姉か私の部屋に行きひたすら寝るだけです。
夕方まで寝ているようです。

帰宅すると必ず母に私は、ちゃこの日中の様子を聞くことにしています。
ほとんど毎日二階で寝て私たちが帰って来るまで降りて来ないという事でした。
寝る子は育つというのも本当ですね、あっという間に大きくなりました。

少々ぷよぷよした感じ…に!

続く…

2008年11月19日水曜日

猫物語11

翌日ちゃこを引き取りに行きました。
迎えに行くとゲージの中で私の顔を見て一応鳴いてくれました。
「よし、よし」と心の中で嬉しい気持ちを抑えながら、会計しました。

確かあの時は15,000円だったかな?雄猫は10,000円だったし…
ペット保険も市の補助もまだない当時でしたから…

今は市によって補助してくださる所もあるようで、申請方法も簡単ですからね。
動物病院で申請手続きをし手術するという手順です。
市によっては補助金額が違いますが、だいたい1,500~2,500円だそうです。

それでもありがたいですよね。
ペット保険も様々なニーズに対応したものがありますし、あの当時はまだ保険が出来たばかりで、いいなあと思える保険はありませんでした。

まあ、そんなこんなで連れて帰って来ました。
ちゃこはというと、助手席のシートにゆっくりとくつろいで…

帰って来てからお腹を見ると、毛が剃られている部分があり、何針か縫った後がイタイタしく残っていました。
当の本人はというと、何事もなかったかのように台所に行き、母の足にスリスリして甘えていました。

とにかく無事に避妊手術も終わり安心しました。

続く…


※ ちなみに雄猫の場合は、精嚢の部分を(2つ)摘出する手術で日帰りできました。 縫合もなく自然治癒だそうです。 
雄猫特有の習性である尿スプレーは殆ど無くなり、性格は極めて穏やかになりました。(以前飼っていた我が家の猫の場合です。)

2008年11月17日月曜日

猫物語10

ということで、話しを本題に戻しますね。

私はちゃこをカゴに入れ、家から一時間離れた動物病院に向かいました。
ちゃこはそれを察知したかのようで、体を丸ませじっとしていました。

20分くらい走ると突然鳴き出したのです。
あまりひどく鳴くので、車を寄せて道路脇に止めてカゴから一旦出しました。
すると病院に行くのが嫌なのではなく、カゴが嫌だったようですぐに鳴き止み、
私の膝の上でくつろぎだしたのです。

だけど私は運転しなければならないので、このままちゃこを抱いているわけにもいかず、 カゴの中にあった座布団を取り出し、助手席のシートにそれを敷き直し、
そこにちゃこを抱いてそっと座らせました。
結局病院に着くまで、だまってその場で寝ていました。

なんという猫なんでしょうね。
まあ、静かでおりこうさんだから良しとしましょう!

そうそう、私がちゃこを病院に連れて行ってた頃は、まだ保険がきかない時代だったので、 結構、経済的にはきつかったです。
雌猫の避妊手術には1.5万~2万円、雄猫は1万~1.5万円かかります。
雄は日帰りなのですが、雌の場合お腹を切開するので一泊させないとダメなのです。
なので費用が雄よりかかるんです。

ということで今日は病院に預けるだけなのですぐに終わりました。
また明日引取りに行けばよいので…

しかし、ちゃこときたら助手の女の子に抱っこされたら、
いとも簡単になついちゃってさ!ふ~んだ(-_-;)

続く

2008年11月14日金曜日

猫物語9

あれから一ヶ月が経ち、ちゃこもすっかり我が家に馴染んでいます。
というか、私がそう思っているだけで、ちゃこ本人は最初から我が者顔でしたが…

いよいよ今日は避妊手術の日です。
その前に、この去勢避妊手術になった我が家の経緯をお話しさせてくだい。

以前は自然に任せ子猫を生ませていたのですが、
生まれた子猫の引き取り手がなかなかいないこと。
あっという間に大人になって、子猫だった猫までも翌年には大人になり、
生める体になるので正直なところ限界があったのです。

ちなみにとある家族が一匹の雌猫を自然に任せ飼っていたとします。
雌猫は一回の出産で子猫を2~8匹生みます。
子猫は生後8ヶ月で大人になります。
そのまま行くと一匹の雌猫を避妊手術しないで養うと1年後は20匹、
2年で80匹を超える程までになるそうです。

自然に任せるとそれだけ繁殖してしまうということです。
その責任を最後まで取れるのなら問題はないのでしょうが…

私たち人間が動物をペットや家畜として誕生させてしまった以上、
その責任を負わなければならないと私は思います。
だって ”一つの命を預かる” ということなのだから…

そして、その責任として嫌な役目を負う人もいます。
保健所の方たちがそうです。
野良化し多数繁殖し保護される動物たちを引き受けする施設。

現在、ペットとして犬猫は1200万頭飼育され、
その一方で保健所に持ち込まれる犬は年間15万頭、
同じく猫は23万頭、この数の多さ!
その中の引き取り手の見つからない動物たちは殺処分されます。

悲しい現実なのです。

続く

2008年11月13日木曜日

猫物語8

ちゃこが我が家に来て数日が過ぎました。
ただ、問題が一つありまして、トイレのしつけです。

以前飼っていた猫たちは猫用のトイレできちんと用を足していました。

猫がもよおしているな!と感じたらすぐに猫トイレに連れて行き、
砂の入ったトイレに入れる。
これを繰り返すと自然にトイレはここですると認識するはず…
なのに、ちゃこは絶対しない。

どうしてかいろいろ考えました。
捨てられていた頃に、外で用を足すことを覚えてしまったのか、何度やっても失敗だった。
仕方なく畑に連れて行くと、早速土をほじって穴を作り、用を足したのだ。
終わると手で土をかけ、臭い物には蓋をしろと言わんばかりに…何度も丁寧にかけるのでした。
まあこれも猫の習性ですからね。

家は田舎なので家の前には林と山、畑があり、
遊ぶには、持って来いの環境だったと言えます。
ですが、だからと言って安全とは言えないのです。

それは後になってから説明しますが…

ちゃこは自然の中ですくすく育ち健康で元気でした。
しかし、そろそろちゃこを避妊手術させなければ…
そういう時期にきてました。

あなたは動物の避妊手術についてどう思いますか?
いろいろな意見があります。
勝手に人間がそんなことをしていいのか?などと…
本当に難しいです。
でも、何を基準に考えるかです。

続く

2008年11月12日水曜日

猫物語7

その日の夜、隣りの部屋からは姉がぶつぶつと、
何やら文句を言う声が聞こえてきました。
しばらくすると静かになり、姉も”ちゃこ”も眠ったようでした。

次の朝、目覚めてからすぐに、
姉の怒った声が耳に入ってきました。
時計に目をやると、まだ朝の5時。
しかし、気がかりだったので私は起きて見に行きました。
文句を言いながら”ちゃこ”をトイレに連れて行ってたのです。

私は「ふふふ」と嬉しくなり二度寝しました。
しばらくして”ちゃこ”の泣き声で目が覚め、朝ごはんをあげました。

その日は仕事が休みだったので、
”ちゃこ”を連れて病院へ…
一通り診てもらい、特に病気もないとのことで安心しました。
ただ、「捨てられていた為に栄養が十分摂れていなかったようで、
少し成長が遅れてはいるが問題はないでしょう」と。

その後、会計を済ませた私は、
一ヵ月後にワクチン接種の予約をして帰ってきました。
今はまだ年齢が早いので一ヵ月後にということだったから…

帰り道、車中での”ちゃこ”はカゴの中でじっと目を閉じたまま、
静かに過ごしていました。

家に帰ってきて玄関にガゴを置き、
”ちゃこ”を出すと猛ダッシュして姉の部屋へ…
どうやらよっぽど怖かったのか、それとも肝っ玉が小さいのか?

余談ですが、猛ダッシュした”ちゃこ”がどうしてスムーズに姉の部屋へ入れたのでしょう?
実は仕事に出かける前に自分の部屋の戸を、わざと少しだけ開けて”ちゃこ”がいつでも入れるようにしてくれていたのです。
もう、素直じゃない姉です。

続く…

2008年11月11日火曜日

猫物語6

我が家で飼うことになった猫。
猫の名前は「ちゃこ」と両親は言うが、
私と姉は「chako」と呼んでいる。
そして弟は「チャコ」と…
(以降、猫の名前は「ちゃこ」と称する。)

まあ字は違うけど呼び方は一緒!ということで”良し”となった。
猫を飼うのは、かれこれ1年半~2年ぶりだろうか。

我が家で猫を飼い始め、最初に変化があったのは、
夜の屋根裏に潜んでいるねずみ達。
その日の夜からまあなんと静かなこと!
我が家の夜がこんなに静かになるんなんて、久しぶりのことでした。

その日の夜、”ちゃこ”はどこで寝るのかなあと観察をしてみる。
すると、代々飼っていた猫達が休む場所、そこは姉の寝室。
ドアの隙間から「スー」っと入って行ったのです。
そして、ベットの上に軽々とジャンプし横になったのです。

私がそれを確認しに行くと、
姉は「ちゃこはそっちの部屋に連れて行ってよ」と言う、
私が飼い始めたのだから、当然部屋へ連れて行くべきだと…
まるで猫を嫌うように言い放つのでした。

私は姉がこんなふうな態度をとる理由を知っていたので、
笑って部屋を出て”ちゃこ”を置いて来ました。

姉が素直にならない訳とは、
今はもういなくなってしまった飼い猫達の事が原因なのです。
悲しいことが多く、辛かった日々を体験したから…
もう二度とあんな思いをしたくないという姉の気持ちを理解していたからです。

猫を好きだという、その心を閉ざしてしまった姉でした。

その日の夜、”ちゃこ”を置いて来たのが気がかりだったので、
隣りの姉の部屋の様子を耳を済ませて聞いていました。

続く…

2008年11月10日月曜日

猫物語5

そちらのお話しは十分わかりました。それでもいいなら子猫を持ってきてくださいということですね。」
「そういうことですね。」と保健所。

私自身話したいことは山ほどあったが、保健所の方も辛いんだろうな…
罪の無い動物たちを処分しなければならない辛さ。
私には到底できないことだ。
口調を強めるのもわかる気がする…

そして私はこう話した。
「では、こちらで責任を持って飼わせて頂きます。」と、電話の様子を後ろで聞いていた両親はやっぱり…と言わんばかりに私の背中に視線を送り、子猫を飼う事にしぶしぶ観念したようだった。

そんなやり取りをしている間、子猫はというと布団の上でのんびりお昼ねしてました。
「やれやれ…」と、無邪気な寝顔をみるとさっきまでの苛立ちはどっかに飛んでいってしまい、笑うしかありませんでした。

こうして我が家に向え入れた子猫。
というか半ば居座ったという方が正しいかな。
夕方帰ってきた兄弟は子猫を見て「やっぱりね!」と、私の行動を察していました。

その後はさっそく子猫の体をきれいにシャンプーして、乾かし体をチェックする。
茶色っぽかった毛は白で三毛猫でした。
そしてもう一つ、子猫は女の子でした。

名前を考えなくっちゃ!「ん~」まあ焦らずゆっくり考えよう…

続く

2008年11月9日日曜日

猫物語4

私は保健所に電話し子猫を拾った経緯を説明した。
そして、引き取り手が見つからずそちらで引き取ってもらいたい旨を話した。
「そうですか、分かりました。」
「では、今後その子猫に何があっても、あなたの責任になりますからいいですね。」

私は「どういう意味ですか?」と聞き返した。
すると「こちらで処分になった場合、後になって飼い主が現れてどーのこーのになった時、連れてきたあなたの責任だということです。」
つまり「保健所では引き受けするが責任は持ちません。」という事なのだ。
そう、私が子猫を拾った時点で、すでに子猫の保護者になっていた。そういうことなんだ。

では拾わなければ良かったの?
いいやそうではない、同じ生あるものとしてこの地球にいる限り、共存しあい助け合って生きていかなければならない。
人間も動物も同じだと思う、人間だって一人では生きてはいけない。
逆にジャグングルで暮らしている動物ほうがよっぽど大変だ。毎日が生きるか死ぬか…

人間はむしろ動物に感謝しなければならない。
ペットとして飼い、家族として生活を共にし、そこから愛情が芽生え自分たちの生活には無くてはならない存在になる。
もしかしたら人間以上に、温かく純真な愛をもらっているのかもしれない。

私は心を決め、保健所にこう返事をした。

続く…

2008年11月8日土曜日

猫物語3

我が家に突然舞い込んだ子猫。

その後、やはり家族は飼うことを反対し、
引き取り先が見つかるまでという条件で、
家に入れる事を許可してもらいました。

子猫を家の中へ入れようと声をかけると、
まるでいつも帰る自分の家に入るかのように、
玄関の扉を開けた瞬間、子猫は「ニャー」と、
帰ったよーと言っているように、入って行きました。

間取りも何もわからないはずなのに、
台所に行って食べ物をねだり…
満足すると今度は二階に上がったのでした。
すると今度は、以前飼っていた猫たちがくつろいでいた場所に、
当たり前のように行き、そこで毛づくろいを始めたのです。

それが終わると気持ちよさそうに寝入ったのです。
安心したのですね。
きっと…
その様子に両親や兄弟たちも呆れていました。

だけど私にとってそれからが大変でした。
これから先この子猫をどうするか?
飼ってくれる所を探しました。

どうしても見つからず、家族にそれを伝えたところ、保健所に…
ということになりました。
交番にも相談しました。
悲しいですが、どうしようもありませんでした。

次の日、保健所に連絡をしてみました。
電話のやり取りは次回お話ししますが…

なんだか勝手すぎる…
こんなふうに動物たちを野良化してしまった、
根本的な原因を作っているのは私たち人間なのに…

続く…

2008年11月7日金曜日

猫物語2

次の朝いつも通り起きて仕事に行って帰ってきました。
着替えて一息つくと、母が向いの林で子猫が鳴いていると話すのです。

なんだかんだ言っても両親も実は気になっていたようで、
かわいそうなのでせめて保護しようと考えたようでした。

私は外に出て声をかけてみましたが姿をみせません。
たぶん必死になってここまで来て、警戒心を抱いているのだろうと思い、
外の椅子に腰をかけ、辺りの気配に集中し、そっと耳を澄ませました。

すると突然、草むらから”ひょいっ”と出てきたのです。
私の目の前に!
私はそっと手を差し出しミルクを差し出してみました。
しかし、飲もうとはせず…
お腹を空かせているはずなのになぁと思いましたが、
やはり口をつけようとせず、だまって私と母を見ている。

そうして少しの時間が過ぎ、私は今度おいでと声をかけました。
すると子猫は「ニャー」と鳴き、私の足に体をこすりつけたのでした。
よっぽど寂しかったのでしょう、甘えたかったのです。

そっと頭や耳のあたりを撫でてあげると安心したのか、
ミルクを飲み始めました。
飲んでいる姿をまじまじと観察すると、体は痩せて、目ヤニをつけていました。
ほおっておくとこののまま野良猫になるか、途中、息絶えるか…

この子猫はこの後、どんな人生を歩むことになるのでしょう?

続きはまたこの次に…

2008年11月6日木曜日

黒猫


以前飼っていた猫の中に黒猫がいました。
必ず何匹かいる中で黒猫がいるんです。
どういうわけか…
猫の習性についてですが、
ほとんどの猫は寝てばかりいると思いますが、
だいたい、家猫は16~20時間ほど寝ているそうです。
のら猫は環境の違いでまた全然違うのですが…
実家の猫は、外に出して自由に遊ばせていたのですが、
時々自分で捕った獲物を持って来て見せます。
私たちを家族と認めているんですね。
嬉しいですね。

その後褒めてそっとしておくと、いつの間にか無くなっています。
きっと食べたんでしょうね。
捕まえてくるものはいろいろで、カエル、蛇、ネズミ、トンボ、鳥などなど。
そうそうトカゲもでした。
全部を食べてしまうわけでもなく、狩りをしただけで終わる事も…
猫がいたころは、さすがにネズミの気配は全くなかったのですが、
猫がいなくなってしまった今は、盛んにネズミが走り回っています。
現在は猫が飼えないので昔飼っていた猫たちのアルバムを、
そっと見ては思い出したりします。
実家には他に秋田犬、鶏なんかも飼っていましたが、
今は鶏さんが、朝新鮮な卵を産んで、私たちに食べさせてくれています。
ちなみに父は生のまま呑みます。
それだけは真似出来ません。(^_^;)

2008年11月5日水曜日

猫物語

これから私がお話しする猫物語について…

我が家に初めてやって来た三毛猫。
私たち家族と猫の運命的な出会いから、
何気ない毎日の様子などを交えて、
物語風にしてお話ししていきたいと思います。

とある午後の日、ヤクルト配達のおばさんが家に来て、
近くの道の駅でどうやら捨て猫らしき子猫の泣き声を聞いたと、
母に話していたのを私は小耳にはさみ、様子を見にいったのです。

どうもこういう話しを聞くと黙っていられない…
しかし、もうすでにいなく気配すらなかった。
諦めて帰ってきたその2、3日後に、
また母が近所の人とおしゃべりして来た内容を、
その日の夜聞くと…

実家は坂の上にあるのですが、
その坂の下のガソリンスタンドの周辺まで、
子猫が来ている、そしてその子猫を見たとも言ってました。
私はもしかしたらそのまま北上して、
自分の家(以前実家にいたので)に来るのではと考え待ちました。

その私の行動を見て両親はすでに
私が子猫を飼うのではと察知してたらしく、
子猫に会う前に私は飼うことを諦めなければなりませんでした。

それは、今まで何匹も猫を飼っていた我が家でしたが、
居なくなったり、悲しい別れがあったりで、
辛くてここ何年か猫を飼うことを避けていたからでした。


この続きは次回に…

2008年11月4日火曜日

はじめまして。

 はじめまして、のら猫好きの私です。
近所を散歩しながら、猫を見つけては追跡調査みたいな事をして、
日々の生活を面白おかしく楽しんでいます。

まあ、のら猫に限らず、猫はみんな好きです。
猫だけでなく動物はみんなでしょうか…

現在アパート暮らしをしていますが、実家にいた頃は、
猫好きなもので多い時で7匹いました。
親猫父と母に、子供たち5匹の大家族でした。

父さんはすでにのら猫化し、2~3日ほどの間隔で家に帰って来る。
親猫母さんは子供たちを必死に育て…
子猫の成長はあっという間でしたね。\(^o^)/

出産を姉と私で寝ずに手伝って、ようやく生まれた子猫たち。
やんちゃなころには、今日はあの子猫が別の家族に引き取られ…
そして、明日はあの子猫…

といったように残った子猫は2匹。
ずっと仲良くじゃれあって欲しいと願う飼い主。

そんなことを考えている間に…いつの間にか…
私の前を「のし、のし」と歩いている猫はだあれ?

まあそんな猫だけど、そばにいてくれるだけで「ほっと」心を和ませてくれる存在でした。
こんなふうに昔飼っていた猫のことを思い出すだけで、
癒されてしまう私は、なんて単純なんだろう?と、
こんな感じで毎日思ったことや、ふと考え付いた面白ネタなどを紹介していきます。