2008年11月9日日曜日

猫物語4

私は保健所に電話し子猫を拾った経緯を説明した。
そして、引き取り手が見つからずそちらで引き取ってもらいたい旨を話した。
「そうですか、分かりました。」
「では、今後その子猫に何があっても、あなたの責任になりますからいいですね。」

私は「どういう意味ですか?」と聞き返した。
すると「こちらで処分になった場合、後になって飼い主が現れてどーのこーのになった時、連れてきたあなたの責任だということです。」
つまり「保健所では引き受けするが責任は持ちません。」という事なのだ。
そう、私が子猫を拾った時点で、すでに子猫の保護者になっていた。そういうことなんだ。

では拾わなければ良かったの?
いいやそうではない、同じ生あるものとしてこの地球にいる限り、共存しあい助け合って生きていかなければならない。
人間も動物も同じだと思う、人間だって一人では生きてはいけない。
逆にジャグングルで暮らしている動物ほうがよっぽど大変だ。毎日が生きるか死ぬか…

人間はむしろ動物に感謝しなければならない。
ペットとして飼い、家族として生活を共にし、そこから愛情が芽生え自分たちの生活には無くてはならない存在になる。
もしかしたら人間以上に、温かく純真な愛をもらっているのかもしれない。

私は心を決め、保健所にこう返事をした。

続く…

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