あれから一ヶ月が経ち、ちゃこもすっかり我が家に馴染んでいます。
というか、私がそう思っているだけで、ちゃこ本人は最初から我が者顔でしたが…
いよいよ今日は避妊手術の日です。
その前に、この去勢避妊手術になった我が家の経緯をお話しさせてくだい。
以前は自然に任せ子猫を生ませていたのですが、
生まれた子猫の引き取り手がなかなかいないこと。
あっという間に大人になって、子猫だった猫までも翌年には大人になり、
生める体になるので正直なところ限界があったのです。
ちなみにとある家族が一匹の雌猫を自然に任せ飼っていたとします。
雌猫は一回の出産で子猫を2~8匹生みます。
子猫は生後8ヶ月で大人になります。
そのまま行くと一匹の雌猫を避妊手術しないで養うと1年後は20匹、
2年で80匹を超える程までになるそうです。
自然に任せるとそれだけ繁殖してしまうということです。
その責任を最後まで取れるのなら問題はないのでしょうが…
私たち人間が動物をペットや家畜として誕生させてしまった以上、
その責任を負わなければならないと私は思います。
だって ”一つの命を預かる” ということなのだから…
そして、その責任として嫌な役目を負う人もいます。
保健所の方たちがそうです。
野良化し多数繁殖し保護される動物たちを引き受けする施設。
現在、ペットとして犬猫は1200万頭飼育され、
その一方で保健所に持ち込まれる犬は年間15万頭、
同じく猫は23万頭、この数の多さ!
その中の引き取り手の見つからない動物たちは殺処分されます。
悲しい現実なのです。
続く
2008年11月13日木曜日
猫物語8
ちゃこが我が家に来て数日が過ぎました。
ただ、問題が一つありまして、トイレのしつけです。
以前飼っていた猫たちは猫用のトイレできちんと用を足していました。
猫がもよおしているな!と感じたらすぐに猫トイレに連れて行き、
砂の入ったトイレに入れる。
これを繰り返すと自然にトイレはここですると認識するはず…
なのに、ちゃこは絶対しない。
どうしてかいろいろ考えました。
捨てられていた頃に、外で用を足すことを覚えてしまったのか、何度やっても失敗だった。
仕方なく畑に連れて行くと、早速土をほじって穴を作り、用を足したのだ。
終わると手で土をかけ、臭い物には蓋をしろと言わんばかりに…何度も丁寧にかけるのでした。
まあこれも猫の習性ですからね。
家は田舎なので家の前には林と山、畑があり、
遊ぶには、持って来いの環境だったと言えます。
ですが、だからと言って安全とは言えないのです。
それは後になってから説明しますが…
ちゃこは自然の中ですくすく育ち健康で元気でした。
しかし、そろそろちゃこを避妊手術させなければ…
そういう時期にきてました。
あなたは動物の避妊手術についてどう思いますか?
いろいろな意見があります。
勝手に人間がそんなことをしていいのか?などと…
本当に難しいです。
でも、何を基準に考えるかです。
続く
ただ、問題が一つありまして、トイレのしつけです。
以前飼っていた猫たちは猫用のトイレできちんと用を足していました。
猫がもよおしているな!と感じたらすぐに猫トイレに連れて行き、
砂の入ったトイレに入れる。
これを繰り返すと自然にトイレはここですると認識するはず…
なのに、ちゃこは絶対しない。
どうしてかいろいろ考えました。
捨てられていた頃に、外で用を足すことを覚えてしまったのか、何度やっても失敗だった。
仕方なく畑に連れて行くと、早速土をほじって穴を作り、用を足したのだ。
終わると手で土をかけ、臭い物には蓋をしろと言わんばかりに…何度も丁寧にかけるのでした。
まあこれも猫の習性ですからね。
家は田舎なので家の前には林と山、畑があり、
遊ぶには、持って来いの環境だったと言えます。
ですが、だからと言って安全とは言えないのです。
それは後になってから説明しますが…
ちゃこは自然の中ですくすく育ち健康で元気でした。
しかし、そろそろちゃこを避妊手術させなければ…
そういう時期にきてました。
あなたは動物の避妊手術についてどう思いますか?
いろいろな意見があります。
勝手に人間がそんなことをしていいのか?などと…
本当に難しいです。
でも、何を基準に考えるかです。
続く
2008年11月12日水曜日
猫物語7
その日の夜、隣りの部屋からは姉がぶつぶつと、
何やら文句を言う声が聞こえてきました。
しばらくすると静かになり、姉も”ちゃこ”も眠ったようでした。
次の朝、目覚めてからすぐに、
姉の怒った声が耳に入ってきました。
時計に目をやると、まだ朝の5時。
しかし、気がかりだったので私は起きて見に行きました。
文句を言いながら”ちゃこ”をトイレに連れて行ってたのです。
私は「ふふふ」と嬉しくなり二度寝しました。
しばらくして”ちゃこ”の泣き声で目が覚め、朝ごはんをあげました。
その日は仕事が休みだったので、
”ちゃこ”を連れて病院へ…
一通り診てもらい、特に病気もないとのことで安心しました。
ただ、「捨てられていた為に栄養が十分摂れていなかったようで、
少し成長が遅れてはいるが問題はないでしょう」と。
その後、会計を済ませた私は、
一ヵ月後にワクチン接種の予約をして帰ってきました。
今はまだ年齢が早いので一ヵ月後にということだったから…
帰り道、車中での”ちゃこ”はカゴの中でじっと目を閉じたまま、
静かに過ごしていました。
家に帰ってきて玄関にガゴを置き、
”ちゃこ”を出すと猛ダッシュして姉の部屋へ…
どうやらよっぽど怖かったのか、それとも肝っ玉が小さいのか?
余談ですが、猛ダッシュした”ちゃこ”がどうしてスムーズに姉の部屋へ入れたのでしょう?
実は仕事に出かける前に自分の部屋の戸を、わざと少しだけ開けて”ちゃこ”がいつでも入れるようにしてくれていたのです。
もう、素直じゃない姉です。
続く…
何やら文句を言う声が聞こえてきました。
しばらくすると静かになり、姉も”ちゃこ”も眠ったようでした。
次の朝、目覚めてからすぐに、
姉の怒った声が耳に入ってきました。
時計に目をやると、まだ朝の5時。
しかし、気がかりだったので私は起きて見に行きました。
文句を言いながら”ちゃこ”をトイレに連れて行ってたのです。
私は「ふふふ」と嬉しくなり二度寝しました。
しばらくして”ちゃこ”の泣き声で目が覚め、朝ごはんをあげました。
その日は仕事が休みだったので、
”ちゃこ”を連れて病院へ…
一通り診てもらい、特に病気もないとのことで安心しました。
ただ、「捨てられていた為に栄養が十分摂れていなかったようで、
少し成長が遅れてはいるが問題はないでしょう」と。
その後、会計を済ませた私は、
一ヵ月後にワクチン接種の予約をして帰ってきました。
今はまだ年齢が早いので一ヵ月後にということだったから…
帰り道、車中での”ちゃこ”はカゴの中でじっと目を閉じたまま、
静かに過ごしていました。
家に帰ってきて玄関にガゴを置き、
”ちゃこ”を出すと猛ダッシュして姉の部屋へ…
どうやらよっぽど怖かったのか、それとも肝っ玉が小さいのか?
余談ですが、猛ダッシュした”ちゃこ”がどうしてスムーズに姉の部屋へ入れたのでしょう?
実は仕事に出かける前に自分の部屋の戸を、わざと少しだけ開けて”ちゃこ”がいつでも入れるようにしてくれていたのです。
もう、素直じゃない姉です。
続く…
2008年11月11日火曜日
猫物語6
我が家で飼うことになった猫。
猫の名前は「ちゃこ」と両親は言うが、
私と姉は「chako」と呼んでいる。
そして弟は「チャコ」と…
(以降、猫の名前は「ちゃこ」と称する。)
まあ字は違うけど呼び方は一緒!ということで”良し”となった。
猫を飼うのは、かれこれ1年半~2年ぶりだろうか。
我が家で猫を飼い始め、最初に変化があったのは、
夜の屋根裏に潜んでいるねずみ達。
その日の夜からまあなんと静かなこと!
我が家の夜がこんなに静かになるんなんて、久しぶりのことでした。
その日の夜、”ちゃこ”はどこで寝るのかなあと観察をしてみる。
すると、代々飼っていた猫達が休む場所、そこは姉の寝室。
ドアの隙間から「スー」っと入って行ったのです。
そして、ベットの上に軽々とジャンプし横になったのです。
私がそれを確認しに行くと、
姉は「ちゃこはそっちの部屋に連れて行ってよ」と言う、
私が飼い始めたのだから、当然部屋へ連れて行くべきだと…
まるで猫を嫌うように言い放つのでした。
私は姉がこんなふうな態度をとる理由を知っていたので、
笑って部屋を出て”ちゃこ”を置いて来ました。
姉が素直にならない訳とは、
今はもういなくなってしまった飼い猫達の事が原因なのです。
悲しいことが多く、辛かった日々を体験したから…
もう二度とあんな思いをしたくないという姉の気持ちを理解していたからです。
猫を好きだという、その心を閉ざしてしまった姉でした。
その日の夜、”ちゃこ”を置いて来たのが気がかりだったので、
隣りの姉の部屋の様子を耳を済ませて聞いていました。
続く…
猫の名前は「ちゃこ」と両親は言うが、
私と姉は「chako」と呼んでいる。
そして弟は「チャコ」と…
(以降、猫の名前は「ちゃこ」と称する。)
まあ字は違うけど呼び方は一緒!ということで”良し”となった。
猫を飼うのは、かれこれ1年半~2年ぶりだろうか。
我が家で猫を飼い始め、最初に変化があったのは、
夜の屋根裏に潜んでいるねずみ達。
その日の夜からまあなんと静かなこと!
我が家の夜がこんなに静かになるんなんて、久しぶりのことでした。
その日の夜、”ちゃこ”はどこで寝るのかなあと観察をしてみる。
すると、代々飼っていた猫達が休む場所、そこは姉の寝室。
ドアの隙間から「スー」っと入って行ったのです。
そして、ベットの上に軽々とジャンプし横になったのです。
私がそれを確認しに行くと、
姉は「ちゃこはそっちの部屋に連れて行ってよ」と言う、
私が飼い始めたのだから、当然部屋へ連れて行くべきだと…
まるで猫を嫌うように言い放つのでした。
私は姉がこんなふうな態度をとる理由を知っていたので、
笑って部屋を出て”ちゃこ”を置いて来ました。
姉が素直にならない訳とは、
今はもういなくなってしまった飼い猫達の事が原因なのです。
悲しいことが多く、辛かった日々を体験したから…
もう二度とあんな思いをしたくないという姉の気持ちを理解していたからです。
猫を好きだという、その心を閉ざしてしまった姉でした。
その日の夜、”ちゃこ”を置いて来たのが気がかりだったので、
隣りの姉の部屋の様子を耳を済ませて聞いていました。
続く…
2008年11月10日月曜日
猫物語5
そちらのお話しは十分わかりました。それでもいいなら子猫を持ってきてくださいということですね。」
「そういうことですね。」と保健所。
私自身話したいことは山ほどあったが、保健所の方も辛いんだろうな…
罪の無い動物たちを処分しなければならない辛さ。
私には到底できないことだ。
口調を強めるのもわかる気がする…
そして私はこう話した。
「では、こちらで責任を持って飼わせて頂きます。」と、電話の様子を後ろで聞いていた両親はやっぱり…と言わんばかりに私の背中に視線を送り、子猫を飼う事にしぶしぶ観念したようだった。
そんなやり取りをしている間、子猫はというと布団の上でのんびりお昼ねしてました。
「やれやれ…」と、無邪気な寝顔をみるとさっきまでの苛立ちはどっかに飛んでいってしまい、笑うしかありませんでした。
こうして我が家に向え入れた子猫。
というか半ば居座ったという方が正しいかな。
夕方帰ってきた兄弟は子猫を見て「やっぱりね!」と、私の行動を察していました。
その後はさっそく子猫の体をきれいにシャンプーして、乾かし体をチェックする。
茶色っぽかった毛は白で三毛猫でした。
そしてもう一つ、子猫は女の子でした。
名前を考えなくっちゃ!「ん~」まあ焦らずゆっくり考えよう…
続く
「そういうことですね。」と保健所。
私自身話したいことは山ほどあったが、保健所の方も辛いんだろうな…
罪の無い動物たちを処分しなければならない辛さ。
私には到底できないことだ。
口調を強めるのもわかる気がする…
そして私はこう話した。
「では、こちらで責任を持って飼わせて頂きます。」と、電話の様子を後ろで聞いていた両親はやっぱり…と言わんばかりに私の背中に視線を送り、子猫を飼う事にしぶしぶ観念したようだった。
そんなやり取りをしている間、子猫はというと布団の上でのんびりお昼ねしてました。
「やれやれ…」と、無邪気な寝顔をみるとさっきまでの苛立ちはどっかに飛んでいってしまい、笑うしかありませんでした。
こうして我が家に向え入れた子猫。
というか半ば居座ったという方が正しいかな。
夕方帰ってきた兄弟は子猫を見て「やっぱりね!」と、私の行動を察していました。
その後はさっそく子猫の体をきれいにシャンプーして、乾かし体をチェックする。
茶色っぽかった毛は白で三毛猫でした。
そしてもう一つ、子猫は女の子でした。
名前を考えなくっちゃ!「ん~」まあ焦らずゆっくり考えよう…
続く
2008年11月9日日曜日
猫物語4
私は保健所に電話し子猫を拾った経緯を説明した。
そして、引き取り手が見つからずそちらで引き取ってもらいたい旨を話した。
「そうですか、分かりました。」
「では、今後その子猫に何があっても、あなたの責任になりますからいいですね。」
私は「どういう意味ですか?」と聞き返した。
すると「こちらで処分になった場合、後になって飼い主が現れてどーのこーのになった時、連れてきたあなたの責任だということです。」
つまり「保健所では引き受けするが責任は持ちません。」という事なのだ。
そう、私が子猫を拾った時点で、すでに子猫の保護者になっていた。そういうことなんだ。
では拾わなければ良かったの?
いいやそうではない、同じ生あるものとしてこの地球にいる限り、共存しあい助け合って生きていかなければならない。
人間も動物も同じだと思う、人間だって一人では生きてはいけない。
逆にジャグングルで暮らしている動物ほうがよっぽど大変だ。毎日が生きるか死ぬか…
人間はむしろ動物に感謝しなければならない。
ペットとして飼い、家族として生活を共にし、そこから愛情が芽生え自分たちの生活には無くてはならない存在になる。
もしかしたら人間以上に、温かく純真な愛をもらっているのかもしれない。
私は心を決め、保健所にこう返事をした。
続く…
そして、引き取り手が見つからずそちらで引き取ってもらいたい旨を話した。
「そうですか、分かりました。」
「では、今後その子猫に何があっても、あなたの責任になりますからいいですね。」
私は「どういう意味ですか?」と聞き返した。
すると「こちらで処分になった場合、後になって飼い主が現れてどーのこーのになった時、連れてきたあなたの責任だということです。」
つまり「保健所では引き受けするが責任は持ちません。」という事なのだ。
そう、私が子猫を拾った時点で、すでに子猫の保護者になっていた。そういうことなんだ。
では拾わなければ良かったの?
いいやそうではない、同じ生あるものとしてこの地球にいる限り、共存しあい助け合って生きていかなければならない。
人間も動物も同じだと思う、人間だって一人では生きてはいけない。
逆にジャグングルで暮らしている動物ほうがよっぽど大変だ。毎日が生きるか死ぬか…
人間はむしろ動物に感謝しなければならない。
ペットとして飼い、家族として生活を共にし、そこから愛情が芽生え自分たちの生活には無くてはならない存在になる。
もしかしたら人間以上に、温かく純真な愛をもらっているのかもしれない。
私は心を決め、保健所にこう返事をした。
続く…
登録:
投稿 (Atom)

